旅館なわ井(神奈川/湯河原)で一泊
2023年11月、湯河原の旅館なわ井さんで一泊。
一人泊可能。朝夕食付き二万円以下。貸し切り温泉。部屋食。食事がとても良いらしい！ ということでなわ井さんに決定した。
法事で実家に帰省する必要があり、新幹線が熱海を通り過ぎるので、どうせなら帰りに降りて旅行しちゃおうかな……という目論見だった。旅行はコロナ禍前ぶりである。そして一人泊予定で宿を探していたが、成り行きで実家の妹も連れて二人泊になった。熱海から1駅移動して初・湯河原。
チェックインは15時から可能だが、湯河原を歩き回って観光したかったため、荷物だけでも預けられませんか？ とお昼過ぎに電話で聞いてみた。するとお部屋の準備も出来ているということで、かなり早くチェックインさせてもらえた。優しい。
部屋
お部屋は普通の古めな旅館。クチコミやらレビューやらにあまり綺麗ではないっぽいことが書かれていたが、別に……普通かな……という感じ。めちゃくちゃ綺麗好きだとムリなのかもしれないが、私は全然良いと思った。
あと、冷蔵庫はあったし、洗面台にコップもあった(これらが無いというクチコミをいくつか見たので)。もしかすると、ネットのクチコミをチェックして改善されているのかもしれない。他、ドライヤーと歯ブラシセット、浴衣とバスタオル・フェイスタオルが1人1枚ずつあった。タオルはたくさん使いたいので数枚持ち込んだ。
食事
詳しくは↑の記事で。味も量も大満足。
温泉
空いていたら好きな時に入って、鍵をかけて貸し切りにできる形式。2つある風呂場の大きい方に入った。3～4人くらい入れそうだが贅沢に1人で貸し切った。熱い！ というクチコミを多く見たが、意外と丁度いい湯加減だった。おそらく前の人が水で温度調節したのだろう。妹は小さい方の風呂に入り、かけ流されている湯は熱いのに、浴槽の中の湯はかなりぬるかったと言っていた。前の人が冷やしすぎたのだろう。前の人ガチャみたいだ。私は運が良かったようだ。
入浴後はぬるめのシャワーを浴びたり、脱衣所で火照りを冷ましたりしたがしばらく暑かった。小さい方の風呂に入った妹は、脱衣所に熱気が籠ってサウナのようだったらしく、部屋に戻ってきてからずっと暑い暑い言っていた。1人でも空いていれば大きい風呂を利用するのがオススメみたいだ。
湯河原で一番多いタイプの泉質らしい。無色透明、サラサラ。
そういえば、温泉擬人化の美少女キャラクターもので「温泉むすめ」というプロジェクトがあるのは知っていたが、最近、イケメンキャラクターものの「おんせんし」というプロジェクトが活動開始したらしい。こちらは泉質の擬人化のイケメンアイドルが歌ったりする女性向け作品。丁度、塩化物泉と硫酸塩泉の2人が公開されていた。この2人のデュエットが、つまりは熱海ということだ。泉質で言えば湯河原も同じだろう。私は入ったことのある温泉がそもそも少ないので、泉質にもあまり詳しくないのだが、これを擬人化するとは……どれくらい一般ウケ？ するのだろうか。少し気になる。
他
旅館付近の道が細くて迷ったというクチコミを多く見たが、地図アプリで問題なく到着した。湯河原駅から徒歩20分くらい。徒歩数分のところにコンビニもあったし、駅からの道のりでドラッグストアを通り過ぎたりもしたので、何か(忘れ物とか)あっても問題なく過ごせそうだった。
徒歩5分くらいのところに魚繁さんという海鮮料理屋があり、昼はそこで海鮮丼を食べた。
ビジネスホテル以外の宿に泊まるのが本当に久しぶりだったが、やっぱり温泉旅館って良いな～！ となった。良い食事と良い温泉。非日常。これからぼちぼち旅行も趣味にしていきたい。
